弁護士は、人の社会生活上のほぼ全般にわたる問題に関わって解決するのが仕事です。
とくに当事務所では、まだ具体的な法的紛争になっていない日常的な場面から弁護士に相談することでトラブルを回避し、心を平安に保つことができるよう人生全般の悩み事に対する相談をお受けしています。
ですので、一般的な人生相談的なお悩みでのご相談もお受けしますので、こんなことは弁護士に相談するようなことではないんじゃないか、などと心配されずに、お気軽にご相談ください。
従来、弁護士の業務の中では、相談業務は、相談で事情を聴取することによって、事件として依頼を受けて受任すべき案件を選別するための受任の「手段」として位置づけられることが中心で、相談そのものによって相談者の困りごとや悩みが解消することがあってもそれは副産物的な位置づけにとどまり、相談によって問題解決を図ることは「目的」とはされず、依頼につながらない法律相談そのものには光が当たっていなかった面があります。
しかし、当事務所では、実際の法律相談で相談に来られた困りごとの中には、問題の本質を見極めて対処法を整理することによって、相談だけで問題が解消して、相談者の方が、困りごと、悩みから解放されて満足いただけるケースがとても多いことを実感しており、弁護士は平常時からの困りごと、悩みごとの解決に大いにお役に立てるものと考えています。
当事務所では、相談業務に新たに光を当てて、ご自分が法的な問題を抱えていると自覚されている段階でのご相談はもちろんのこと、法的問題が起こって弁護士に相談しようという段階に限らない平常時からの相談先となる弁護士の活用法をご提案します。
詳しくは、個人顧問・企業顧問でご説明しますが、あなた個人の人生、経営する企業・事業をよりよく運営・経営するうえでの課題解決の相談役となり、戦略を立てる参謀として弁護士を活用していただけるものと考えています。
もし弁護士では解決が難しい問題であることがはっきりしたなら、それだけでも大きな前進ですし、場合によっては、適切な相談先を特定したり、ご紹介できることもあるかもしれません。
落ち着いた雰囲気の事務所で心配事を打ち明けるだけでも、気持ちの整理が進みます。自分ひとりで抱えていると自分では見えずに気づかない解決法が相談相手からは見えるということもよくあるものです。
弁護士は、紛争事に関与する経験を積んでいますので、ご自分だけでは見出せない観点や解決法をご提案することができます。
相談前の心配や悩み、不安やモヤモヤ感が相談後に解消したり、解消に向けての筋道が見えてすっきりしたりして、相談してよかったと言っていただければ嬉しいです。
通常の法律事務所では、法律相談業務は、受任になれば事件として依頼し、依頼しなければ、相談のみで終了といったふうに、1回だけ行うことが前提に位置づけられます。
これに対して、当事務所では、依頼が必要な場合はもちろん受任しますが、依頼するのが適切でない相談(弁護士費用のほうが依頼して回収が見込まれる額を上回りそうであるとか、いろんな事情がありえます)でも、1回の相談だけで根本解決に至らず相談者の方が希望される場合には、その後も継続的にご相談いただけます。
かかりつけのお医者さんを受診して、次回受診日を予約して定期的に通院するような感覚です。
病気を回避して健康を守るように、トラブルを回避して平穏な生活を守るために、ぜひ当事務所をかかりつけの相談先としてご利用ください。
相談料は、消費税込みで1時間11,000円です(超過した場合、30分単位で5,500円の追加料金が発生します)。
LINE予約、メール、お電話等で面談日時を調整してご来所いただいての面談相談の実施となります。
弁護士事務所はいまだに敷居が高いように感じられる方が多いです。
相談に行くと必ず何か依頼をしなければならないのではないかと不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、そのような心配はご無用です。
当事務所の基本的スタンスは、相談者の方にとっても弁護士の側にとっても、依頼いただくのがメリットになる場合にしか受任しない(「7つの習慣」で言う”win-win or no deal”)という原則にのっとっています。
弁護士に頼めば現状の交渉状況よりも増額は見込めるけれど、弁護士にかかる費用を勘定に入れると、総合的に赤字であったり増額分がほとんどないという場合は少なくとも経済的にメリットはありません(もちろん、金銭的な面だけでなく、事件の解決を図ること事態に、これから前向きに生きていくために必要なけじめとしての意義があることも多いので、相談者の方の真に求めるポイントを重視いたします)ので、そのような場合には、その点をお伝えします。
相談だけで整理のつく問題も少なくありませんし、相談で満足していただけることで、その後の再度のご相談やご紹介につながること自体が当事務所にとっても意義があると考えています。
一度、事務所に訪問して弁護士と話をしていると、いざ相談したいというときのハードルがとても低くなっているはずです。
顔見知りの弁護士をひとり作っておこうというくらいの気軽な感覚でぜひご活用ください。